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オールテレーンタイヤおすすめ10選!雪道走行についてやデメリットも解説

オールテレーンタイヤおすすめ10選!

オフロードも街乗りも可能なオールテレーンタイヤ。走行性能だけでなく、ごつごつした見た目が一気に足元をドレスアップしてくれるのも魅力ですよね。でも、どのように選べばよいのかわからなかったり、デイリーユースは大丈夫なのか不安だったりしませんか。

この記事ではオールテレーンタイヤのおすすめ10選を紹介します。気になるメリットやデメリット、選び方も解説してるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

オールテレーンタイヤとは?

オールテレーンタイヤとは?

オールテレーンタイヤ (All-Terrain tire) とは、すべての(All)地形(Terrain)に適したタイヤという意味で、全地形タイヤとも呼ばれます。舗装されたオンロードでも、ぬかるんだ泥道や砂利道などのオフロードでも走行が可能なタイヤです。

静粛性の高いコンフォートタイヤや低燃費に特化したエコタイヤに比べると、ロードノイズは大きかったり燃費がよくなかったりという欠点はあるものの、高速道路も含めオンロード・オフロードどちらにも対応可能である点が大きな特徴です。

タイヤの溝が深くごつごつしたトレッドパターンである点も特徴で、これによりマッド路面でのグリップ性を確保し、砂利道でも走行しやすい構造になっています。通常のオンロードタイヤより厚みのあるものが多く、サイドウォールもがっしりとした作りで、剛性が高く耐久性に優れたものも多くあります。

オールテレーンタイヤは雪道走行できる?

オールテレーンタイヤには、サイドウォールに「M+S(マッドアンドスノー)」と刻印されており、泥道などの悪路だけでなく軽い積雪程度の雪道であれば走行が可能です。ただし、スタッドレスタイヤと違い、凍結路面や深雪などの過酷な冬道には対応していません。また、チェーン規制が出ている高速道路ではチェーンの装着が必要です。

北海道や東北など、冬期に積雪や路面が凍結する地域ではスタッドレスタイヤやタイヤチェーンが必要ですが、降雪量の少ない暖かい地域では、タイヤ交換をせずに一年中使えるタイヤといえます。

オールテレーンタイヤのメリット・デメリット

オールテレーンタイヤのメリット・デメリット

多くの人が憧れを持つオールテレーンタイヤですが、メリットやデメリットがあることを理解しておきましょう。

オールテレーンタイヤのメリット

オールテレーンタイヤのメリットとしては、主に次の3つが挙げられます。

  • 道を選ばず走行できる
  • 見た目がかっこいい
  • 愛車をドレスアップできる

なんといっても、通常の街乗りタイヤではとても走れそうにない悪路も走り抜けられる走行性は、オールテレーンタイヤのメリットです。大きな起伏のある道やぬかるんだ泥道、トレッドパターンによっては砂浜も走行できます。

そして、見た目のかっこよさもメリットといえるでしょう。ワイルドで力強い見た目でアウトドア感を演出でき、オフロード走行を目的にせずともオールテレーンタイヤを選ぶ人も増えています。ホワイトレター設定のあるタイヤを選べば、よりファッション性がアップします。

また、ホイールも一緒にカスタムすることで、タイヤだけでなく愛車全体のイメージを変えドレスアップできます。ホイールのインチダウンをしてタイヤを厚くしたり、デザイン性の高いホイールに変更したりするだけでオフロード感が増しイメージチェンジできることもメリットの一つではないでしょうか。

オールテレーンタイヤのデメリット

とはいえ、オールテレーンタイヤにもデメリットがあります。購入を検討しているときは、事前に把握しておきましょう。

  • 燃費がよくない
  • 走行ノイズが大きい
  • 乗り心地が悪い

オールテレーンタイヤは悪路走行を可能にするため、グリップ力を高める工夫がされています。しかし、舗装路ではその分抵抗が大きくなってしまいます。また、ゴムが厚く作られているためタイヤ自体の重量も重くなりがちです。走行抵抗が大きいことやタイヤの重量は、燃費を悪くしてしまう原因になります。

オールテレーンタイヤは硬い素材でできているため、道路に振動が伝わりやすくロードノイズが大きくなってしまいます。また、タイヤと路面の間で空気が断続的に圧縮・膨張することでパターンノイズが発生することもあります。さらに、路面のつなぎ目や段差の音がタイヤ内で共鳴し、ノイズとなることもあるので注意しておきましょう。

オフロード車が未舗装路、荒地、岩場を走破できるように設計されており、舗装路での乗り心地があまり重視されていないのと同様に、オールテレーンタイヤも走破性を高めるため乗り心地は快適といえない部分があります。たとえば、ブロック状のパターンを持つタイヤは、舗装路を走行するとブロックごとに振動が伝わってきます。悪路に対応しているタイヤであればあるほど、舗装路での走行の快適性は落ちる傾向にあるといえるでしょう。

オールテレーンタイヤの選び方

オールテレーンタイヤの選び方

オールテレーンタイヤを選ぶ際にチェックしておきたい3点をまとめました。

サイズで選ぶ

まず、用途に合ったタイヤのサイズ展開を確認し、サイズが自分の車に適しているかを確認しましょう。インチアップやインチダウンをする場合を除いて、車の純正タイヤと同じサイズのタイヤを選ぶことが基本です。純正タイヤのサイズは、タイヤの側面にも刻印されているほか、取扱説明書や運転席のドアの内側にあるステッカーでも確認できます。

デザインで選ぶ

オールテレーンタイヤを選ぶときには、デザイン性を重視している人は多いのではないでしょうか。制動性・排水性・静粛性などを考慮して設計されているトレッドパターンも、デザインの一つとして選ぶポイントになります。

また、多くのタイヤにはロゴがつけられていますが、白色文字で浮き上がらせ目立たせている「ホワイトレター」と呼ばれるデザインのものも多くあります。ぐっと印象が変わる部分なので、こだわるポイントではないでしょうか。

走行の目的で選ぶ

オールテレーンタイヤはオフロードも街乗りにも対応しているタイヤです。日頃からオフロードをそこまで走行することがなくても、タイヤをアウトドア系にしてワイルド感を出したい人におすすめといえます。

さらに本格的なアウトドアを楽しみたい人、険しい悪路の走行に対応したタイヤを探している人には、マッドテレーンタイヤがおすすめです。タイヤの溝がより深く、大きなブロックでできているので、岩場や荒地も走行可能です。

反対に、オンロードでの性能を追求するならハイウェイテレーンタイヤがよいでしょう。一般的に、オールテレーンタイヤよりロードノイズが軽減されていたり、乗り心地が快適であったりします。

オールテレーンタイヤのおすすめ10選

オールテレーンタイヤのおすすめ10選

おすすめのオールテレーンタイヤを10選紹介します。タイヤ選びの参考にしてみてください。

YOKOHAMA GEOLANDAR X-AT G016

ヨコハマタイヤの「YOKOHAMA GEOLANDAR X-AT G016」はアグレッシブなパターンが魅力のオールテレーンタイヤです。オフロードでの耐久性とオンロードでの耐摩耗性を両立しています。全タイヤにブラックレターを採用したデザインです。

メーカーヨコハマタイヤ(YOKOHAMA)
対応車種SUV
タイヤ幅147~318mm
リム径14~22インチ

YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015

ヨコハマタイヤの「YOKOHAMA GEOLANDAR A/T G015」は、冬道性能やウェット性能の高いオールテレーンタイヤです。オフロードでの耐久性も高く、長寿命であることも特徴です。オンロードでの爽快で快適な乗り心地も実現しています。

メーカーヨコハマタイヤ(YOKOHAMA)
対応車種SUV
タイヤ幅157~297mm
リム径14~20インチ

NITTO TERRA GRAPPLER

NITTOの「TERRA GRAPPLER」はさまざまな気象条件に対応し、ウェット・ドライ性能の高いオールテレーンタイヤです。水を効果的に排出する深いサイプと横溝、砂地や不整地でのトラクションに効果を発揮するショルダーブロックが特徴的です。

メーカーNITTO(ニット―)
対応車種クロスオーバー、SUV
タイヤ幅265~285mm
リム径17~22インチ

BFグッドリッチ All-Terrain T/A KO2

BFグッドリッチの「All-Terrain T/A KO2」は、伝統のデザインが不動の人気の、機能美と走破性を兼ね備えたオールテレーンタイヤです。安定のグリップ力による悪路走行のパフォーマンスはもちろん、レイズドホワイトレターがドレスアップ感を演出してくれます。

メーカーBFグッドリッチ
対応車種4×4車両、SUV、コンパクトSUV
タイヤ幅215~318mm
リム径15~22インチ

KENDA KR28KLEVER A/T

KENDAの「KR28KLEVER A/T」は、オンロード走行の快適さを追求したオールテレーンタイヤです。独自のトレッドデザインにより、あらゆるコンディションで高い走行性能を発揮。空気圧を安定的にキープさせる保護レイヤーを採用しています。

メーカーKENDA
対応車種4×4車両、SUV
タイヤ幅216~296mm
リム径15~20インチ

ゴッチインターナショナル FUEL OFFROAD GRIPPER A/TⅡ

ゴッチインターナショナルの「FUEL OFFROAD GRIPPER A/TⅡ」は、トレッドパターンとサイドウォールのデザインが特徴のオールテレーンタイヤです。サイズにより特注のホワイトレターもデザインが可能。オンロード・オフロードを問わない機能性も魅力です。

メーカーゴッチインターナショナル
対応車種4×4車両、SUV
タイヤ幅265~285mm
リム径17~20インチ

FALKEN WILDPEAK A/T3W

FALKENの「WILDPEAK A/T3W」は、オンロードからオフロードまで路面コンディションを選ばず快適に走れるオールテレーンタイヤです。スタッドレスタイヤに使われる3Dサイプ技術を応用し、ウェット面も高いのが特徴。サイドレターはブラックレターのみとなっています。

メーカーFALKEN(ファルケン)
対応車種4×4車両
タイヤ幅177~281mm
リム径16~20インチ

TOYO TIRES OPEN COUNTRY R/T

トーヨータイヤの「OPEN COUNTRY R/T」は、マッドテレーンとオールテレーンの2つの特性を両立する「ラギッドテレーン」というカテゴリーのタイヤです。オフロードでのトラクション性能を維持しつつ、オンロードでの耐摩耗性を実現しています。

メーカートーヨータイヤ
対応車種SUV、CCV
タイヤ幅157~292mm
リム径14~18インチ

TOYO TIRES OPEN COUNTRY A/TIII

トーヨータイヤの「OPEN COUNTRY A/TIII」は、シビアスノー要件を満たしたスノーフレークマークを取得しているオールテレーンタイヤです。スノー制動性能が高く、凍結路面を除く冬道の走行も可能です。さまざまな地形に対応している本格派といえます。

メーカートーヨータイヤ
対応車種SUV、CCV
タイヤ幅177~197mm
リム径15~20インチ

MUDSTAR RADIAL A/T

マッドスタータイヤの「RADIAL A/T」は、さまざまな走行環境に対応した全天候型のオールテレーンタイヤです。高いグリップ力と、雪や泥をすばやく排出する設計により、悪路も快適に走行できます。ワイルドなサイドのデザインにホワイトレターの組み合わせも人気です。

メーカーマッドスタータイヤ
対応車種4×4車両、SUV
タイヤ幅145~225mm
リム径12~18インチ

オールテレーンタイヤに関する注意点

オールテレーンタイヤに関する注意点

オールテレーンタイヤに関しての注意点として、次の3点を確認しておきましょう。

オールテレーンタイヤの寿命は?

走行距離や使用環境によりますが、オールテレーンタイヤはゴムが硬く丈夫なので、ノーマルタイヤよりも長持ちする傾向にあるといわれています。ただし、定期的な点検やタイヤ交換は忘れず行いましょう。

タイヤのチェックは、ノーマルタイヤと同じようにスリップサインとプラットフォームで確認できます。ブロックの深さが新品時の50%になったことを示すプラットフォームが見えたら、安全にオフロード走行できないサインだと考えてください。

オールテレーンタイヤは高速道路を走行できる?

オールテレーンタイヤも高速道路を走行できます。オールテレーンタイヤを含むすべてのタイヤには、速度記号と呼ばれる最高速度の限界が記載されており、この速度記号が、そのタイヤのスピードの限界を示しています。示されている速度内であれば、高速道路でもタイヤの性能を超えることなく走行できる、ということです。

ただし、この速度記号はタイヤが耐えられる速度の限界を示すものであり、グリップ力を保証するものではありません。とくに雨で濡れた路面などでは、スピードを出すとノーマルタイヤよりも滑りやすくなることに注意が必要です。

オールテレーンタイヤの空気圧は?

通常のオールテレーンタイヤであれば、規定の空気圧で問題ありません。ただし、オールテレーンタイヤの中には、ライトトラック用のタイヤ規格を意味する「LT」という記号が付いているものも多くあります。この規格のタイヤは、通常より高い空気圧が必要です。タイヤの空気圧はサイズによって異なるため、購入時には販売店やメーカーに確認するのがよいでしょう。

オールテレーンタイヤでオフロード走行を楽しもう

オールテレーンタイヤとは、砂利道や岩場などのオフロードから街乗りまで対応しているタイヤです。機能性はもちろん、その無骨な見た目から愛車のドレスアップにも適しています。デザインや走行目的、車に合ったサイズなどから、自分に合ったオールテレーンタイヤを探してみてください。

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