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ミシュランタイヤ2026年新商品発表!タイヤの性能を徹底解説!

ミシュランタイヤ発表会

2026年1月に開催された日本ミシュランタイヤの新商品発表会に招待していただいたので、参加してきました。

そこで発表されたのは、PILOT SPORTシリーズとPRIMACYシリーズから、energy(エナジー)を名称に採用した新商品「MICHELIN Pilot Sport 5 energy(パイロットスポーツ5 エナジー)」と「MICHELIN Primacy 5 energy(プライマシー5 エナジー)」です。

本記事では、ミシュランタイヤが掲げるビジョンや新商品のタイヤ性能について紹介します。

目次

ミシュランタイヤが描く「未来のタイヤ」とは?

ミシュランタイヤが見据えているのは、単に高性能なタイヤを作ることだけではありません。

原材料の調達から製造、使用、そして廃棄に至るまで、タイヤの「一生」を通じて環境負荷を限りなくゼロに近づける。

そんな壮大な未来図を描き、着実に歩みを進めています。

ミシュランタイヤ

100%持続可能な素材とゼロエミッション

ミシュランタイヤは、「2050年までにタイヤを100%持続可能にする」という野心的な約束を掲げています。

これは、タイヤに使用するすべての原材料を、再生可能素材やリサイクル材料などの持続可能なものに置き換えることです。

また、企業ビジョンである「すべてを持続可能に」を実現するために、2050年までにゼロエミッション(CO2排出実質ゼロ)を達成することも目標としています。

これを実現するために重視しているのが、LCA(ライフサイクル・アセスメント)という考え方です。

タイヤをただ作るだけでなく、原材料の調達から生産、使用、そして廃棄されるまでの全工程において環境負荷を評価し、責任を持つ姿勢を貫いています。

2030年までの目標「転がり抵抗10%低減」

2050年の目標達成に向けた重要な通過点として、グループ全体で、「2030年までに転がり抵抗を2020年比で10%低減する」という数値目標を掲げています。

ミシュランタイヤが「転がり抵抗」にこだわる理由は、タイヤのLCAにおいて、走行時の影響が約80%と大きいからです。

つまり、転がり抵抗を減らすことは、車の燃費を良くし、CO2排出量を削減するための最も効果的な方法なのです。

「転がり抵抗を下げれば、環境への貢献度は飛躍的に高まる」

この科学的根拠に基づき、ミシュランタイヤは技術革新を続けています。

1992年から続く「グリーンタイヤ」の歴史

「環境対応」という言葉を聞くと、昨今の流行に合わせたものだと受け取られがちですが、ミシュランタイヤのこの分野への取り組みは、長年にわたる挑戦の結果であり、決して最近になって始まったものではありません。

実は30年以上前の1992年、ミシュランタイヤは転がり抵抗のCO2排出量の削減を叶える製品「グリーンタイヤ」をいち早く市場に送り出しています。

今回の「energy」シリーズは、この30年以上にわたる「環境と性能の両立」への挑戦の集大成とも言える製品です。

注目の新商品「エナジー」シリーズがお披露目

ミシュランタイヤ

今回の新商品は、ミシュランタイヤが掲げる「環境性能と走行性能の両立」を具現化した最新モデルです。

「エナジー」の名が示す通り、最高ランクの転がり抵抗性能を実現しつつ、既存モデルが持つ高い快適性やグリップ力を維持・向上させています。

「走りを楽しみたいならパイロットスポーツ」「快適性を求めるならプライマシー」という選び方はそのままに、より環境意識の高い選択が可能になりました。

ここでは、両モデルに共通する開発コンセプトや採用技術、従来モデルからの進化ポイントをわかりやすく紹介します。

転がり抵抗「AAA」を実現

今回登場したミシュランの新商品は、低燃費性能において最高評価となる「AAA」を獲得している点が大きな特徴です。

これにより、ガソリン車の燃費改善だけでなく、BEV(電気自動車)の航続距離向上にも貢献します。

さらに、Pilot Sport 5 energyでは、ミシュランのスポーツセグメントとして初めてAAAを取得したサイズも追加されました。

こうした高い性能を支えているのが、新たに開発された「スリムベルト」技術です。スチールベルト・キャッププライ・アンダートレッド部の構造を、高い強度を保ったまま薄型化することで、タイヤの転がり抵抗を効果的に抑えています。

プレミアムタッチで高めたデザイン性

性能だけでなく、「見た目の美しさ」もミシュランタイヤの大きな魅力です。

サイドウォール(側面)には、光を吸収してベルベットのような深みのある黒さを表現する「フルリング プレミアムタッチ」を採用しています。

さらに今回はミシュラン初の試みとして、この加工をトレッドの溝の底にも施しています。

これにより、タイヤのブロックと溝のコントラストが際立ち、ハンドルを切ってタイヤの接地面が見えた瞬間により立体的で洗練された印象を与えることが可能です。

足元のドレスアップ効果も非常に高い、こだわりのデザインです。

「Primacy 5 energy」は、18インチ以上のサイズに「フルリング プレミアムタッチ」を採用しています。

既存モデルとの違い

Pilot Sport 5 energyは、環境負荷を抑えながら走りの愉しさも妥協しない、新しいスポーツドライビング体験を求める方向けに開発されました。

従来のPilot Sport EVと比べて転がり抵抗を低減し、低燃費性能を向上しています。さらに、ウェット路面でのブレーキ性能も約3.3%改善し、耐摩耗性も含めたトータルパフォーマンスが一段と高められています。

一方、Primacy 5 energyは雨の日の安心感と快適性、さらに最高クラスの環境性能を兼ね備えたプレミアム・エコタイヤです。

e.Primacyが持つ最高グレード「AAA」の低燃費性能を維持したまま、ウェットブレーキ性能を約4.5%向上しています。

加えて耐摩耗性能も強化され、燃費・安全性・快適性を総合的に底上げしたモデルへと進化しています。

Pilot Sport 5 energyの走行性能とデザイン性

Pilot Sport 5 energy

Pilot Sport 5 energyは、スポーツ走行の愉しさと環境性能を両立しています。

ここでは、従来モデルとの違い、発売時期と対応サイズについて紹介します。

「Pilot Sport 5」との違いとグリップ性能

「Pilot Sport 5 energy」は、電動車向けスポーツタイヤ「Pilot Sport EV」の後継として開発されました。

従来の「Pilot Sport 5」が走りの愉しさを最優先していたのに対し、「Pilot Sport 5 energy」は走る愉しさを大切にしながら、環境への配慮も同時に実現することを目指して開発されています。

そのポイントとなるのが、接地面のゴムを使い分ける「バイ・コンパウンド・テクノロジー」です。

タイヤの内側にはグリップ力を高めるゴムを、外側には転がり抵抗を抑えるゴムを採用することで、しっかりとした走行性能を保ちながら燃費の良さも両立しています。

「Pilot Sport 5 energy」の発売時期と対応サイズ一覧

Pilot Sport 5 energyは、2026年4月より順次発売されます。サイズ表は、以下のとおりです。

インチサイズラベリング制度
転がり抵抗係数ウェットグリップ
18インチ235/45R18 98Y XL ACOUSTICAAb
19インチ235/40R19 96Y XL ACOUSTICAAb
235/55R19 105Y XLAAAb
245/45R19 102Y XL ACOUSTICAAb
255/45R19 104Y XL ACOUSTICAAb
20インチ235/50R20 104Y XLAAb
245/40R20 99Y XLAAb
245/45R20 103Y XLAAb
255/45R20 105Y XLAAb
255/50R20 109Y XLAAAb
265/45R20 108Y XLAAAb
275/50R20 113Y XLAAAb
285/45R20 112Y XLAAAb
21インチ235/45R21 101Y XLAAb
255/40R21 102Y XLAAb
265/40R21 105Y XLAAb
265/45R21 108Y XLAAAb

Primacy 5 energyの静音技術と対応車種

Primacy 5 energy

Primacy 5 energyは、高い静粛性と快適な乗り心地を追求したミシュランのコンフォートタイヤです。

ここでは、走行音を抑える独自技術の仕組みや、プリウス・レクサスへの純正採用を含む対応車種について解説します。

「サイレント・リブテクノロジー」による静粛性

Primacy 5 energyは、e.Primacyのコンセプトを受け継ぎつつ、さらに燃費・ウェット性能・静粛性を高めました。

「サイレント・リブテクノロジー」の採用によって、センターの3本のリブに補強を施してブロックの変形を抑制し、不快なパターンノイズを効果的に低減させています。

さらに、タイヤ回転時の溝面積が常に一定になるよう精密に設計されており、走行音のばらつきや耳障りな周波数の音を抑えています。

モーター駆動で車内が静かなEVやハイブリッド車において、この卓越した静粛性は、高い環境性能と並ぶ大きな価値となるでしょう。

プリウスへの適合・レクサスへの純正装着が決定

Primacy 5 energyの17インチおよび19インチには、195/60R17、195/50R19のサイズがラインアップされています。

これらのサイズはトヨタ・プリウス(60系)に適合するもので、今までミシュランではカバーできていなかった領域でしたが、本製品の登場により新たに対応可能となりました。

また、235/55R19および235/45R21のサイズについては、2026年発売予定のレクサス車への純正装着が決定しています。

今後は、国産自動車メーカーにとどまらず、海外自動車メーカーにおいても純正装着が広がっていくことが期待されます。

Primacy 5 energyの発売時期と対応サイズ一覧

Primacy 5 energyも、2026年4月より順次発売予定です。サイズ表は、以下のとおりです。

インチサイズラベリング制度
転がり抵抗係数ウェットグリップ
16インチ205/55R16 91VAAAb
205/60R16 96V XLAAAb
17インチ195/60R17 94H XLAAAc
225/45R17 94W XLAAAb
18インチ215/50R18 96W XLAAAb
215/55R18 99V XLAAAb
225/45R18 95W XLAAAb
225/50R18 99W XLAAAb
225/55R18 102V XLAAAb
235/60R18 107V XLAAAb
19インチ195/50R19 92V XLAAAc
225/55R19 103H XL ※
235/55R19 101V ※
255/50R19 107W XLAAAb
255/55R19 111V XLAAAb
20インチ215/45R20 95T XLAAAb
235/50R20 104W XLAAAb
245/45R20 103V XLAAAb
255/45R20 105W XLAAAb
255/50R20 109W XLAAAb
21インチ235/45R21 101W XL ※

※ラベリングスコープ外サイズ

【まとめ】未来のタイヤ選びは「性能」と「環境」の両立へ

これからのタイヤ選びは、単に価格やグリップ力だけで判断する時代から、環境への配慮と長期間続く性能という「トータルバランス」で選ぶ時代へとシフトしていくでしょう。

ドライバーとして走りを楽しみながら、同時に地球環境にも貢献できる。

そんな新しいカーライフの選択肢を、ミシュランタイヤは私たちに提示してくれています。

ぜひ、今回発表された新商品をチェックして、その最先端技術を愛車の足元で体感してみてください。

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