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PCDとは?車のホイールを交換する際のチェックポイントを解説

PCDとは?車のホイールを交換する際のチェックポイントを解説

車のホイールのPCDには、どういった役割があるのでしょうか?そこで本記事では、PCDの種類やPCDの合わないホイールを車体に装着する方法を解説します。車のホイールを交換する際のチェックポイントもまとめてありますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

PCDとは?

PCDとは?

PCDとは、「Pitch Circle Diameter」(ピッチ円の直径)の略称で、ホイールのボルト穴の中心を結んだ円の直径(※上の写真を参照)です。

  • 車体のPCDに一致しないと、ホイールを正しく装着できない
  • ホイールを正しく装着しないと、走行中に振動や脱落の危険性がある
  • ホイールを選ぶ際にはデザインだけでなく、PCDを必ず確認する

それでは、PCDにはどのような種類があるのでしょうか?以下で、PCDの種類について詳しく解説します。

PCDの種類

PCDの種類は、直径とボルト穴の数によって分類されます。直径は、主に「100mm」「114.3mm」「120mm」「139.7mm」です。

  • PCD100mm :軽自動車やコンパクトカーなど
  • PCD114.3mm:セダンやミニバンなど
  • PCD120mm :BMWやシボレーなどの輸入車と一部の国産車
  • PCD139.7mm:SUVやトラックなど

ボルト穴の数は、4Hまたは5Hです。

  • 4H:軽自動車やコンパクトカーなど
  • 5H:セダンやミニバン、SUVなど

主な国産車は、「PCD100mm-4H」「PCD100mm-5H」「PCD114.3mm-5H」のどれかに該当します。

  • PCD100mm-4H:ミライース(ダイハツ)やフィット(ホンダ)など
  • PCD100mm-5H:プリウス(トヨタ)やレガシィ(スバル)など
  • PCD114.3mm-5H :CX-5(マツダ)やスカイライン(日産)など

PCDの合わないホイールを車体に装着する方法

PCDの合わないホイールを車体に装着する方法

車体のPCDに合わないホイールを装着すると、走行中に振動や脱落をするため危険です。しかし、スペーサーの取り付けやハブの交換、ホイールの加工といった方法によって、PCDの合わないホイールを車体に装着することができます。

スペーサーを取り付ける

車体に合わないホイールでも、PCDを変換するスペーサーを取り付けることで装着できます。PCD変換スペーサーは、車体のハブとホイール間に取り付ける部品です。

スペーサーのメリットスペーサーのデメリット
幅広いホイールから好きなデザインを選べる
スペーサーの厚みで、ホイールとフェンダーの面が揃う
ホイールがフェンダーからはみ出ると、車検に通らない
取り付けが不適切だと、振動や脱落の危険性がある

PCD変換スペーサーにはメリットだけではなくデメリットもありますので、専門業者に取り付けを依頼すると安心です。

ハブを交換する

車体側のハブを交換することでも、PCDの合わないホイールを装着できるようになります。ハブとは、ホイールをボルトで取り付けるための部品です。

ハブ交換のメリットハブ交換のデメリット
幅広いホイールから好きなデザインを選べる
ホイールを正確に取り付けられる
部品と取り付けのコストがかかる
ブレーキやハブベアリングの調整も必要になる

ハブ交換にもメリット・デメリットがありますので、専門業者に相談しましょう。

ホイールを加工する

車体のPCDに合わないホイールのボルト穴を加工することで、装着できるようになります。例えば、PCD120mmのホイールを加工して、新たにPCD100mmのボルト穴を開けることが可能です。

ホイール加工のメリットホイール加工のデメリット
入手困難なホイールでも装着できる
塗装や特殊加工でドレスアップもできる
専門的な技術と加工の費用が必要になる
ホイールの強度が低下するリスクがある

加工によってメーカー保証が受けられなくなり、DIYでは車検に通らない場合もあるため、必ず専門業者に依頼してください。

車のホイールを交換する際のチェックポイント

車のホイールを交換する際のチェックポイント

車のホイールを交換する際は、PCDだけではなくリム径・リム幅やインセット、形状、素材なども確認することが必要です。ここでは、それぞれのチェックポイントについて詳しく解説します。

リム径・リム幅(inch)

タイヤに合うホイールを選ぶために、リム径・リム幅を確認してください。リムとは、ホイールの外周部分で、タイヤに取り付けるための部品です。

  • リム径(inch):ホイール表面の直径
  • リム幅(inch):ホイールの内側と外側の厚み

ホイールのリム径やリム幅が合わないとタイヤに装着できなかったり、フェンダーからはみ出たりしてしまいます。また、タイヤをインチアップする場合は、ホイールのリム径を大きくすることが必要です。

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インセット

インセットとは、ホイールの中心線から取付面までの距離です。ホイールのインセットは、見た目だけではなく、安全性や走行性能に影響を与えます。

インセットの種類ホイールの中心線特徴
インセット取付面の内側に来る内側により過ぎると車体に干渉する
ゼロセット取付面に一致する安定性が高い
アウトセット取付面の外側に来る車体からはみ出ると車検に通らない

純正ホイールと異なるインセットの製品を装着する際は、安全性や走行性能が低下しないように注意しましょう。

構造

ホイールの構造は、リムとディスクの仕組みによって3種類に分かれます。

ホイールの構造構造の仕組み特徴
1ピースリムとディスクが一体になっている製造コストが安い
軽量で剛性が高い
2ピースリムとディスクがボルトで接合されているコストが1ピースより高い
インセットやリム幅を調整できる
3ピースアウターリムとインナーリム、ディスクがボルトで接合されているコストが一番高い
カスタマイズ性が一番高い

コストとカスタマイズ性を踏まえて、ホイールの構造を選びましょう。

ディスクのデザイン

ホイールのディスクには、さまざまなデザインがあります。

ホイールのデザインデザインの特徴主な性能
スポーク太い骨組み(スポーク)が中心から伸びている放熱性が高い
スポーティーな走行に合う
メッシュ細い骨組みが網目状(メッシュ)に配列されている放熱性と剛性が高い
洗浄に手間がかかる
フィン細い骨組みが魚のヒレ(フィン)のように配列されている空気抵抗が少ない

重量が大きい
ディッシュディスクが皿(ディッシュ)のように見える放熱性が低い
洗浄がしやすい

見た目だけではなく、走行性やメンテナンス性にも配慮してホイールのデザインを選びましょう。

素材

ホイールの素材は、主にスチールとアルミです。

ホイールの素材メリットデメリット
スチール強度が高い価格が安い重量があるため、燃費やハンドリングに影響する
錆びやすく、劣化しやすい
アルミ軽量で燃費が良く、ハンドリング性が向上する
錆びにくく、美観を維持できる
耐久性がスチールより低い
価格がスチールより高い

スチールホイールとアルミホイールでは価格や耐久性が異なりますので、サイズやデザイン性も含めて検討しましょう。

ホイールの交換・PCDに関するよくある質問

ホイールを交換する際は、メリットやサイズ、DIYなどに関する疑問を抱くものです。ここでは、ホイールの交換・PCDに関するよくある質問を集めましたので、回答をご紹介します。

タイヤのホイールを交換するメリットは何ですか?

タイヤのホイール交換には、ドレスアップの効果や走行性能の向上といったメリットがあります。

  • ドレスアップの効果:ディスクのデザインやカラーを変えることで、印象が大きく変わる
  • 走行性能の向上:軽量なホイールに変えることで、燃費やハンドリングが良くなる

特に、タイヤのインチアップに合わせてホイールを交換することで、足元のデザイン性と走行性能を大きく変化させられます。

ホイールのサイズはどうやって確認できますか?

ホイールの本体(裏側の刻印)や取扱説明書から、サイズを確認できます。

例として、「16×6.5 +45 5H-114.3」と刻印されているホイールのサイズをご紹介します。

  • リム径:16inch
  • リム幅:6.5inch
  • インセット:+45mm
  • ボルト穴数:5H
  • PCD:114.3mm

車種ごとに純正ホイールのサイズが指定されており、自動車メーカーの公式サイトや車両の取扱説明書などで確認できます。

自分でホイールを交換できますか?

はい、専用の工具と専門的な知識・技能がある場合は、自分でホイールを交換できます。

  • ジャッキやレンチ、タイヤレバー、軍手などの工具を準備する
  • タイヤからホイールを外して、新しいホイールに組み替える
  • タイヤの表裏やボルトの種類、締め付けの強さなどに注意する

工具や取付スキルが不足する場合は無理をせず、専門業者にホイールの交換を依頼しましょう。

車体に合うPCDのホイールを選ぼう

ホイールを交換する際はデザイン性だけではなく、安全性を確保するために車体に合うPCDの製品を選びましょう。スペーサーの取付やハブの交換、ホイールの加工を行う際はノウハウが求められますので、専門業者に相談すると安心です。

タイヤ1番.comでは、車種に適したタイヤやホイールを検索できます。さまざまなメーカーの製品を取り揃えていますので、ぜひご覧ください。

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