タイヤの重さは走行性能に影響する?軽い・重いメリット・デメリットや目安の重量も解説

タイヤの重さによって燃費や加速、ブレーキ、乗り心地などが変化するため、走行性能に影響します。そこで本記事では、タイヤの重さや走行性能への影響について解説します。偏平率との関係性やよくある質問もまとめてありますので、ぜひ最後までご覧ください。
タイヤの重さはどれくらい?(タイヤ本体とホイールの合計値)

タイヤの重さは、タイヤ本体とホイールの合計値で、1本当たり10〜25kg程度です。
| 重量/サイズ | 14 inch | 16 inch | 18 inch |
| タイヤ本体(1本分) | 5kg程度 | 8kg程度 | 10kg程度 |
| ホイール(1本分) | 6kg程度 | 10kg程度 | 16kg程度 |
| 合計値(1本分) | 11kg程度 | 18kg程度 | 26kg程度 |
ただしタイヤのサイズやホイールの素材などによって、タイヤの重さは大きく異なります。ここでは、タイヤ本体とホイールの重量の目安について詳しく解説します。
タイヤ本体の重量の目安
タイヤ本体の重量は、1本当たり5~10㎏程度が目安です。タイヤサイズによって、重量が大きく異なります。
- 14 inch(軽自動車やコンパクトカーのサイズ):5㎏程度
- 16 inch(セダンのサイズ) :8㎏程度
- 18 inch(ミニバンやSUVのサイズ) :10㎏程度
サイズだけではなく、偏平率や内部構造などによってもタイヤの重量は変化します。
- 偏平率が低いほどホイールが大きくなるため、合計値は重くなる
- タイヤ内部に補強材が入っているタイヤは、重くなる
車種に合うサイズのタイヤを選ぶことはもちろんですが、偏平率や内部構造によってタイヤの重量が変化しますのでご注意ください。
ホイールの重量の目安
ホイールの重量は、1本当たり6~16㎏程度が目安です。タイヤと同じくサイズが大きいほどホイールの重量も大きくなりますが、サイズごとの差がより大きくなっています。
- 14 inch(軽自動車やコンパクトカーのサイズ):6㎏程度
- 16 inch(セダンのサイズ) :10㎏程度
- 18 inch(ミニバンやSUVのサイズ) :16㎏程度
また、タイヤの偏平率やホイールの素材によっても、重量が変化します。
- タイヤの偏平率が低いほどホイールが大きくなるため、合計値が重くなる
- スチールホイールは、アルミホイールよりも重い
アルミホイールは軽量で燃費が良いですが、錆びやすい材質です。スチールホイールは重量がありますが、強度が高い材質です。タイヤの重さだけではなく、性能も踏まえてホイールを選びましょう。ホイールを交換する際のチェックポイントをまとめてありますので、次の記事も併せてご覧ください。

タイヤの重さは走行性能に影響するか?

タイヤの重さは燃費や加速、ブレーキ、乗り心地などに影響するため、走行性能が変化します。
| タイヤの重さ | メリット | デメリット |
| 軽い | 加速がスムーズになる燃費が良い ハンドリングやブレーキが軽い 乗り心地が心地よい | グリップ力が低い 走行中の安定性が低い |
| 重い | グリップ力が高い 走行中の安定性が高い | 加速が鈍い燃費が悪い ハンドリングやブレーキが重い 乗り心地が硬い |
ここでは、軽いタイヤと重いタイヤのメリット・デメリットを詳しくまとめながら、走行性能への影響について解説します。
軽いタイヤのメリット
車に軽いタイヤを装着することで、以下のメリットを得られます。
- 転がり抵抗が小さいため、加速がスムーズになる
- 重いタイヤよりエネルギーが必要ないため、燃費が良い
- バネ下の重量が小さいため、ハンドリングやブレーキが軽い
- 路面の追従性が高くなるため、乗り心地が心地よい
軽いタイヤは燃費や操作性が良いため、街乗りや通勤・通学などに適しています。ランニングコストを抑えたい人にもおすすめです。
軽いタイヤのデメリット
上記のメリットだけではなく、軽いタイヤを装着することでデメリットもあります。
- 路面との摩擦力が小さいため、グリップ力が低い
- バネ下の重量が小さいため、カーブや坂道などを走行すると安定性が低い
グリップ力が低いと制動距離が伸び、安定性が低いと高速走行や横風によりふらつきやすくなります。あまりに軽すぎると、安全性が低くなるため注意してください。
重いタイヤのメリット
車に重いタイヤを装着するメリットは、以下の通りです。
- 路面との摩擦力が大きいため、グリップ力が高い
- バネ下の重量が大きいため、カーブや坂道などを走行しても安定性が高い
したがって、高速道路や長距離の走行に重いタイヤが適しています。悪路やウェット路面でも安定感を発揮できるタイヤです。
重いタイヤのデメリット
重いタイヤにはメリットもありますが、デメリットに注意してください。
- 転がり抵抗が大きいため、加速が鈍い
- 軽いタイヤよりもエネルギーが必要になる、燃費が悪い
- バネ下の重量が大きいため、ハンドリングやブレーキが重い
- 路面の追従性が低いため、乗り心地が硬い
以上のデメリットがあるため、信号の多い市街地を走行する際は疲れを感じやすくなります。タイヤの重さは車体に負担をかけるため、部品が摩耗するリスクもあるのです。
タイヤの重さと偏平率の関係性

タイヤの重さはサイズや内部構造だけではなく、偏平率にも関係しています。タイヤの偏平率とは、断面の幅に対する高さの割合です。次の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。
ここでは、高偏平タイヤと低偏平タイヤの重さについてまとめながら、タイヤの重さと偏平率の関係性について解説します。
高偏平タイヤの重さ
一般的に、高偏平タイヤの重さは同じサイズの低偏平タイヤよりも軽くなります。
- 偏平率が高くなるほど、リム径が短くなる
- リム径が短いほど、ホイールのサイズと重量は小さくなる
- タイヤの重さ(タイヤ本体とホイールの合計値)は軽くなる
重量が軽くなることに加えて、乗り心地と燃費が良い点も高偏平タイヤのメリットです。ただし、高偏平タイヤは見た目が落ち着いており、運動性能が低偏平タイヤよりも低い点はデメリットになります。
低偏平タイヤの重さ
高偏平タイヤとは反対に、低偏平タイヤの重さは重くなります。
- 偏平率が低くなると、ホイールのサイズと重量が大きくなる
- タイヤの重さ(タイヤ本体とホイールの合計値)は重くなる
低偏平タイヤには、ドレスアップ効果や運動性能向上のメリットもあります。しかし、乗り心地や燃費が高偏平タイヤよりも悪い点にはご注意ください。
タイヤの重さに関するよくある質問

タイヤを選ぶ際は、重さによる保管時の悪影響や注意点に関する疑問を抱くものです。ここでは、タイヤの重さに関するよくある質問を集めましたので、回答をご紹介します。タイヤ選びの参考にしてください。
タイヤの重さは保管時に影響を与えますか?
はい、適切に保管しないと、タイヤの重さが悪影響をもたらします。タイヤ本体とホイールの合計値は1本当たり10~25kgもあるため、積み重ねると変形や破損のリスクがあるからです。
- ホイール有りなら平積みする(縦置きするとバランスが悪く変形してしまう)
- ホイール無しなら縦置きする(平積みすると自重で変形してしまう)
タイヤの重さだけではなく、洗浄の方法や空気圧の調整などもタイヤを保管する際のポイントです。タイヤの正しい保管方法については、次の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

重さ以外にタイヤ選びの注意点はありますか?
はい、構造や走行性能、季節、走行環境などに注意して、保有する車両に合うタイヤを選びましょう。
- 構造 :ラジアル構造・バイアス構造
- 走行性能:ドライ性能・ウェット性能・燃費性能・静粛性能など
- 季節 :夏タイヤ・オールシーズンタイヤ・冬タイヤ
- 走行環境:オンロードタイヤ・オフロードタイヤ
タイヤの種類や選び方については、次の記事に詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

重さを考慮してタイヤを選ぼう
タイヤの重さは、走行性能や燃費、乗り心地に影響します。軽いタイヤは燃費や操作性に優れていますが、重いタイヤはグリップや安定性が高いです。車種や走行の頻度・環境などを考慮したうえで、適した重さのタイヤを選びましょう。
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