N-VANにおすすめのタイヤ5選!用途別・サイズ別の選び方を徹底解説

画像引用元:「軽自動車N-VAN」(https://www.honda.co.jp/N-VAN/)
N-VANは、ビジネスの配送業務からアウトドア、車中泊まで幅広い用途で活用されている軽バンです。本記事では、N-VANにおすすめのタイヤを用途別に5つご紹介します。純正タイヤサイズやタイヤ選びで重視したいポイント、よくある失敗例もまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
【年式・型式別】N-VANの純正タイヤサイズ一覧表
N-VANのタイヤ選びでは、まず純正タイヤサイズを基準とすることが大切です。適合しないサイズのタイヤを装着すると走行性能に悪影響が及ぶほか、保安基準を満たせず車検に通らなくなるおそれがあります。
N-VANの全グレード共通の純正タイヤサイズは、以下の通りです。
| N-VANの年式・型式 | 純正タイヤサイズ |
| HBD・5BD (2018年~発売中の初代) | 12インチ (145/80R12) |
※参照元:
ホンダ「N-VAN主要諸元」(https://www.honda.co.jp/auto-archive/n-van/2021/common/pdf/nvan_spec_list.pdf)
ホンダ「N-VAN主要諸元」(https://www.honda.co.jp/N-VAN/common/pdf/nvan_spec_list.pdf)
タイヤサイズは、タイヤの側面(サイドウォール)に表示されているほか、車両の取扱説明書でも確認できます。確認方法については、以下のページで詳しく紹介しています。

N-VANのタイヤ選びで重視したいポイント

N-VANのタイヤ選びでは、サイズだけでなく、軽バン特有の耐久性・耐摩耗性や指定のロードインデックス、用途に合った性能などのポイントを押さえることが大切です。
耐久性・耐摩耗性の高いLT規格のタイヤを選ぶ
N-VANの足元には、耐久性や耐摩耗性の高いLT(ライトトラック)規格のタイヤを選ぶのが基本です。軽バンは荷物を積載して走行する機会が多く、一般的な乗用車と比較してタイヤに負荷がかかりやすいためです。
LT規格のタイヤは軽バン・小型トラック向けに設計されており、積載時でも優れた走行安定性を維持できます。ただし、空気圧が不足すると偏摩耗や燃費悪化の原因になるため、定期的に適正値を確認することが大切です。
タイヤの空気圧の適正値については、以下のページに詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。

純正タイヤと同等以上のロードインデックスを確保する
N-VANのタイヤ選びでは、純正タイヤと同等以上のロードインデックスを確保することも重要です。ロードインデックスはタイヤ1本が支えられる最大荷重を示す数値で、積載時の安定性に関わります。
純正タイヤよりもロードインデックスの低いタイヤを装着すると、重い荷物や乗員の重さに耐えきれず、ふらつきや偏摩耗、バーストのリスクにつながるおそれがあります。仕事やアウトドアで荷物を積む機会が多い場合は、価格やデザインの見た目だけではなく、耐荷重性を重視してタイヤを選びましょう。
ロードインデックスに関する注意点については、以下のページに詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。

用途に合ったタイヤの種類を選ぶ(街乗りやアウトドアなど)
N-VANの用途によって、重視したいタイヤの性能が異なります。走行シーンに合わせてタイヤの種類を選ぶこともポイントです。
| N-VANの主な用途 | 求められるタイヤの性能 | 適したタイヤの種類 |
| 商用の荷物運搬 | 耐荷重性能・耐久性 | LT規格のタイヤ |
| 通勤・買い物などの街乗り | 耐摩耗性・静粛性・安定性 | 軽バン専用タイヤ |
| 長距離走行 | 燃費性 | 低燃費タイヤ |
| アウトドア走行 | オンロード性能とオフロード性能のバランス | オフロードタイヤ |
オフロードタイヤには、マッドテレーンタイヤやラギッドテレーンタイヤ、オールテレーンタイヤ、ハイウェイテレーンタイヤなどがあります。タイヤの種類と特徴については、以下のページに詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。

【用途別】N-VANにおすすめのタイヤ5選
N-VANに適したタイヤは、荷物運搬・街乗り・アウトドアなどの用途によって異なります。ここでは、N-VANにおすすめのタイヤを用途別に5つご紹介します。
【価格重視・バン専用】ヨコハマ「SUPER VAN Y356」

ヨコハマの「SUPER VAN Y356」は、本体価格を抑えたバン専用タイヤです。オフロード性能よりも、オンロードでの耐久性や耐摩耗性を重視して設計されています。
トレッドはリブパターンで、オンロード走行の安定性や排水性を確保しやすい点が特徴です。荷物を積んだ状態でも走行しやすく、配送や通勤などの街乗りに適しています。
タイヤの交換費用を抑えたい方や、街乗り中心・商用の方におすすめです。
【オンロードとオフロードに対応・AT】ダンロップ「GRANDTREK TG4」

ダンロップの「GRANDTREK TG4」は、オンロードとオフロードに対応するオールテレーンタイヤです。バンや小型のトラック・バス向けに設計されています。
ブロックパターンのトレッドで、砂利道やぬかるみでもグリップ力を発揮します。街乗りだけではなく、農道やキャンプ場などの悪路にも対応できる点が特徴です。
街乗りだけではなく、キャンプや釣りなどのアウトドアに出かける方におすすめです。
【LT規格・商用バン・小型トラック専用】ブリヂストン「ECOPIA R710」

ブリヂストンの「ECOPIA R710」は、LT規格の商用バン・小型トラック専用タイヤです。
配送業務や長距離走行を想定して、耐久性や耐摩耗性に配慮して設計されています。
また、ウェット性と燃費性のバランスが優れている点も特徴です。
- ウェット性:濡れた路面でもグリップ力を発揮する
- 燃費性:独自設計のゴムとトレッドで、転がり抵抗性能を抑える
通勤や配送などで走行距離が長い方や、燃費を重視したい方におすすめです。
【アウトドア走行・RT】トーヨー「OPEN COUNTRY R/T」

トーヨーの「OPEN COUNTRY R/T」は、街乗りだけではなく、アウトドア走行も楽しめるラギッドテレーンタイヤです。オールテレーンタイヤよりも、林道や砂利道などのオフロード性能を重視して設計されています。
マッドテレーンほど極端ではないものの、大きめのブロックパターンを採用しており、オフロードでも走行しやすい点が特徴です。見た目も迫力があり、アウトドア仕様にカスタムしたいときに適しています。
キャンプや車中泊を楽しみたい方や、街乗り中心でもアウトドアらしさを出したい方におすすめです。
【オフロード性能を重視・MT・LT規格】ヨコハマ「GEOLANDAR M/T G003」

ヨコハマの「GEOLANDAR M/T G003」は、オフロード性能の高いマッドテレーンタイヤです。ラギッドテレーンタイヤよりも、岩場や泥道などの悪路走破性が高く設計されています。
深い溝と大型ブロックを採用し、一般的なバン専用タイヤよりもゴツゴツしているため、オフロードらしい見た目に仕上がる点も魅力です。サイズによっては、LT規格に対応しています。
ただし、オンロードではノイズが大きくなりやすく、乗り心地が硬めに感じます。アウトドア走行を本格的に楽しみたい方や、アゲ系カスタムに仕上げたい方におすすめです。
N-VANのタイヤ選びでよくある失敗例

N-VANのタイヤを見た目の好みや価格の安さだけで選んでしまうと、安全性や乗り心地の面で後悔することがあります。よくある失敗例を事前に確認して、ミスマッチを防ぎましょう。
ロードインデックスが不足して安全性が低下する
「サイズが同じだから」という理由だけで乗用車用の格安タイヤ等を選んでしまうと、N-VANの純正タイヤよりロードインデックスが不足し、安全性が低下するおそれがあります。ロードインデックスとは、タイヤが支えられる荷重を示す数値です。
貨物車登録となるN-VANは重い荷物を積むことを前提としており、タイヤが耐えられる荷重基準が乗用車よりも厳しく設定されています。ロードインデックスが不足するタイヤを装着すると、積載時の安定性が低下するだけでなく、偏摩耗やバーストのリスクも高まります。車検に通らない可能性もあるため、必ず純正タイヤと同等以上の負荷能力を持つLT規格のタイヤを選択しましょう。
| 純正タイヤのサイズとロードインデックスを確認する LT規格のタイヤを優先する不安な場合は、タイヤ専門店に相談する |
ロードインデックスに関する注意点については、以下のページに詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。

見た目だけを重視して乗り心地や燃費が悪化する
タイヤの見た目だけを重視すると、乗り心地や燃費が悪化する場合があります。とくに、オフロードタイヤはオンロード走行の快適性に影響しやすいため、注意が必要です。
マッドテレーンタイヤのようなゴツゴツしたタイヤは、アウトドアらしい見た目に仕上がる一方で、ロードノイズが大きくなります。また、タイヤの重量が増えるため、加速や燃費に悪影響を与えます。
普段の走行環境をイメージし、バランスの取れたタイヤを選ぶことが大切です。
| 街乗り中心なら、バン専用タイヤや低燃費タイヤを選ぶ アウトドア走行もするならオールテレーンやラギッドテレーンも検討する 各製品の静粛性や乗り心地も比較する |
インチアップをしてフェンダーに干渉する
カスタムとして純正タイヤの外径から大きく変更する際は、フェンダーへの干渉や、横へのはみ出しに注意しましょう。車体のクリアランスからはみ出してしまったタイヤは保安基準違反となり、車検に通らないおそれがあります。
タイヤをインチアップすると、ドレスアップ効果や運動性能向上のメリットを期待できます。ただし、乗り心地が硬くなったり、燃費が悪くなったりする点がデメリットです。
インチアップを行う場合は、純正サイズとの差を確認しながら、N-VANに適合するサイズを選ぶことが大切です。
| 純正タイヤの外径から大きく変えない ホイールのインセットを確認する 適合確認済みのサイズを選ぶ |
インチアップのメリット・デメリットについては、以下のページに詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。

N-VANのタイヤ交換費用の目安

N-VANのタイヤ交換費用は、1本あたり1万〜1.5万円程度(タイヤ本体価格+工賃込み)が目安です。一般的に同じタイヤサイズでも、性能が良いモデルほど本体価格は高くなります。
工賃には、タイヤの脱着や組み替え、バランス調整などの作業料金が含まれます。店舗によって単価が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
タイヤの交換費用を抑えるには、セール品や旧モデル、タイヤ・ホイールセットなどの方法があります。以下のページで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

N-VANのタイヤに関するよくある質問

N-VANのタイヤ交換では、交換時期や乗用車用タイヤの装着、スタッドレスタイヤの選び方などに疑問を感じることがあります。ここでは、N-VANのタイヤに関するよくある質問に回答していきます。
タイヤを交換するタイミングはいつですか?
タイヤの交換時期は、ノーマルタイヤ(夏タイヤ)とスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)で異なります。
- サマータイヤ:使用開始から4~5年程度または製造から10年以内
- スタッドレスタイヤ:製造から3~4年程度
ただし、製造年週だけではなく、溝の深さや走行距離、ゴムの劣化などへの考慮も必要です。
| 交換時期の判断基準 | サマータイヤ | スタッドレスタイヤ |
| 溝の深さ | スリップサインが露出したら交換する | プラットホームが露出したら交換する |
| 走行距離 | 30,000km程度を超えたら交換する | 15,000km程度を超えたら交換する |
| ゴムの劣化 | 硬化・ひび割れ・変形・偏摩耗などが出たら交換する | 硬化・ひび割れ・変形・偏摩耗などが出たら交換する |
サマータイヤとスタッドレスタイヤの交換時期については、以下のページに詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。


乗用車用タイヤを装着できますか?
はい、タイヤのサイズやロードインデックスなどの保安基準を満たせば、N-VANに乗用車用タイヤを装着できます。しかし、一般的にはN-VANに乗用車用タイヤをそのまま履かせると、耐荷重不足で車検に不合格となるケースがほとんどです。
軽バンのN-VANは商用向けに設計されているため、耐荷重性能が求められます。純正タイヤにはLT規格が採用されているため、耐久性や耐摩耗性を考慮して軽バン向けタイヤを選ぶと安心です。
街乗り中心で乗用車用タイヤを選ぶ時でも、純正タイヤのサイズとロードインデックスが基準です。不安な場合は、タイヤ専門店に相談しましょう。
どのようにスタッドレスタイヤを選べばよいですか?
N-VANにスタッドレスタイヤを装着する際も、純正タイヤのサイズとロードインデックスを基準に選ぶことが重要です。雪道や凍結路ではドライ・ウェット路面よりも高いグリップ力が求められるため、スタッドレスタイヤの選び方を間違えないように気をつけましょう。
たとえば、豪雪地域で使用する場合は、雪上・氷上性能の高いスタッドレスタイヤが向いています。一方で、積雪量が少ない地域では、オールシーズンタイヤも選択肢です。
そして、LT規格に対応したモデルを選べば、荷物積載時の安定性を確保しやすくなります。スタッドレスタイヤの選び方については、以下のページに詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。

用途に合わせてN-VANのタイヤを選ぼう
N-VANに適したタイヤは、商用や街乗り・アウトドア走行などの用途によって異なります。純正タイヤのサイズやロードインデックスを基準に、走行環境に合ったタイヤを選び、快適で安全な走行を実現しましょう。
タイヤ1番.comでは、車種に適したタイヤやホイールを検索できます。さまざまなメーカーの製品を取り揃えていますので、ぜひご覧ください。



