タイヤ交換はいくらかかる?費用相場や工賃の内訳、安く済ませる方法を解説

タイヤ交換にはタイヤ本体価格だけでなく、工賃やバランス調整、バルブ交換などの費用が必要です。また、車種やタイヤサイズ、依頼する業者によっても交換費用は異なります。本記事では、タイヤ交換の費用相場から工賃の内訳、安く済ませる方法まで分かりやすく解説します。タイヤ交換を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
タイヤ交換の費用相場(車種・タイヤサイズ別)
タイヤ交換費用は、車種やタイヤサイズによって大きく異なります。一般的にタイヤサイズが大きくなるほど、タイヤ本体価格や工賃も高くなる傾向があります。
| 車種 | タイヤサイズの目安 | タイヤ4本交換の費用相場(本体価格と工賃の合計) |
| 軽自動車 | 13~14インチ程度 | 3万~6万円程度 |
| 普通自動車 | 15~17インチ程度 | 6万~8万円程度 |
| ミニバン | 16~18インチ程度 | 8万~12万円程度 |
| SUV | 17~20インチ程度 | 10万~16万円程度 |
ここでは、軽自動車から普通自動車、ミニバン、SUVまでの交換費用相場について詳しく解説します。実際の金額はタイヤの銘柄や依頼する店舗、地域によって変動するため、目安として参考にしてください。
軽自動車(13~14インチ程度)
軽自動車はタイヤの交換費用を比較的抑えやすい車種で、4本交換で3万~6万円程度が目安です。軽自動車には13~14インチ程度のタイヤが採用され、タイヤ本体価格が安い傾向にあります。
ただし、高性能タイヤやスタッドレスタイヤを選ぶと合計金額は高くなります。タイヤ交換費用を抑えたい場合は複数の店舗で見積もりを取り、タイヤの本体価格と交換の工賃をまとめて比較しましょう。
普通自動車(15~17インチ程度)
普通自動車は15~17インチ程度のタイヤを装着しており、4本交換では6万~8万円程度が必要です。タイヤサイズが大きくなるほど価格も上がるため、軽自動車よりも交換費用は高くなります。
また、スポーツタイヤや静粛性を重視したプレミアムタイヤを選ぶと、さらに費用が高くなる傾向があります。用途や予算に合わせて、適したタイヤの種類を選ぶことが大切です。
ミニバン(16~18インチ程度)
ミニバンは車体が重いため、16~18インチ程度の大きなタイヤサイズが採用されています。さらに、車体を支えるための耐荷重性能を備えた専用タイヤが必要です。そのため、普通自動車よりもタイヤ本体価格が高くなり、4本交換では8万~12万円程度が目安です。
また、長距離を移動する機会が多い場合は、耐久性やウェット性能に優れたタイヤが選ばれる傾向があります。こうした高性能なタイヤを選ぶと、交換費用の総額はさらに高くなる点に注意が必要です。
SUV(17~20インチ程度)
SUVは17~20インチ程度の大径タイヤを装着し、ミニバンよりも交換費用が高くなる傾向があります。タイヤ本体価格が高く、4本交換で10万~16万円程度が相場です。
なお、オンロード向けやオフロード向けなどの種類が豊富で、走行環境に合った製品を選ぶことで、走行性能とコストのバランスを取りやすくなります。
タイヤ交換費用の内訳

タイヤ交換費用は、タイヤ本体価格だけで決まるわけではありません。工賃のほか、バランス調整やバルブ交換、窒素ガスの充填、パンク修理、廃タイヤ処分などの費用が加算される場合があります。想定外の出費を防ぐために、見積もりで内訳を確認しておくことが大切です。
タイヤ本体の価格
タイヤ交換費用の中でもっとも大きな割合を占めるのが、タイヤ本体の価格です。価格はタイヤサイズやメーカー、性能などによって大きく変わります。
| 車種 | 主なタイヤサイズ | タイヤ本体価格(4本)の目安 |
| 軽自動車 | 13~14インチ | 2万~5万円程度 |
| 普通自動車 | 15~17インチ | 4万~7万円程度 |
| ミニバン | 16~18インチ | 6万~11万円程度 |
| SUV | 17~20インチ | 8万~15万円程度 |
たとえば、軽自動車用のタイヤは比較的安価ですが、SUVやミニバン向けの大径タイヤやプレミアムタイヤは価格が高くなる傾向があります。
また、燃費性や静粛性、ウェット性能などの付加価値によっても価格差が生じます。タイヤを選ぶ際は、価格だけでなく使用目的や走行環境も考慮することが大切です。
タイヤ交換の工賃(履き替え・ローテーション・組み換え)
タイヤ交換では、タイヤ本体価格とは別に工賃が必要です。工賃は作業内容によって異なり、履き替え・組み換え・ローテーションでは料金が変わります。
| 作業 | 作業内容 | 工賃の相場(タイヤ4本) |
| 履き替え | ホイール付きタイヤを取り外し、別のホイール付きタイヤに交換する | 4,000~8,000円程度 |
| ローテーション | 偏摩耗を防ぐために、タイヤの前後・左右の位置を入れ替える | 6,000~1万2,000円程度 |
| 組み換え | タイヤをホイールから外し、新しいタイヤにホイールを装着する | 8,000~1万6,000円程度 |
また、店舗によっても工賃は異なるため、事前に確認しておくと安心です。
バランス調整
バランス調整とは、ホイールバランスの歪みを調節することで、この作業を怠ると車が直進できなかったり、ハンドル操作が出来なくなる可能性があり、大きな事故を引き起こす危険があります。タイヤとホイールで交換する際は必須ではありませんが、タイヤのみを交換する際はバランス調整する必要があります。
| オートバックス | イエローハット | ガソリンスタンド | |
| バランス調整 | 税込1,100円~ | 税込1,100円~ | 税込2,000円~ |
引用:オートバックス公式サイト
引用:イエローハット公式サイト
バルブ交換
バルブとは、タイヤの空気を入れる為のパーツであるバルブのことで、タイヤと同じゴムを使用しており2〜3年ほどで劣化します。劣化が進むと、空気が漏れ事故につながるおそれがあるので定期的に交換するのがオススメですよ。
バルブの交換は車からタイヤを取り、さらにホイールからタイヤをとる行程があり、非常に非効率でバルブだけの交換となると値段が高くなるので、タイヤ交換の際にバルブの交換も依頼しておくと良いでしょう。
| オートバックス | イエローハット | ガソリンスタンド | |
| エアバルブ交換 | 税込440円~ | 税込300円~ | 税込1,000円~ |
引用:オートバックス公式サイト
引用:イエローハット公式サイト
タイヤのバルブ交換については、以下のページを併せてご覧ください。

窒素ガスの充填費用
店舗によっては、通常の空気ではなく窒素ガスを充填できるサービスを提供しています。窒素ガスは空気圧が変化しにくいため、高速道路を走る機会が多い場合に利用されます。
ただし、通常の空気でも適切な空気圧管理を行えば走行に支障はありません。窒素ガスはオプションサービスとして提供されることが多いため、走行シーンに合わせてサービスの追加を検討しましょう。
タイヤの空気圧については、以下のページを併せてご覧ください。

タイヤのパンク修理
パンクしたタイヤは、損傷箇所や状態によって修理できる場合があります。
- 釘などが刺さった軽度のパンクであれば修理できる
- サイドウォールの損傷や大きく裂けたタイヤは交換が必要になる
パンクしたまま走行すると損傷が広がり、修理できなくなる可能性があります。異常を感じたら無理に走らず、できるだけ早く点検を受けることが大切です。
タイヤのパンクとバーストの違いについては、以下のページを併せてご覧ください。

廃タイヤ処分費
車のタイヤは、粗大ゴミでは処分できないので業者に廃棄処分してもらう必要があります。ほとんどの業者では、廃タイヤ処分費を払う必要があるので事前に確認すると良いでしょう。
| オートバックス | イエローハット | ガソリンスタンド | |
| 廃タイヤ処分費 | 税込440円~ | 税込330円~ | 税込300円~ |
引用:オートバックス公式サイト
引用:イエローハット公式サイト
タイヤ交換業者による費用の違い

タイヤ交換は、依頼する業者によって工賃やサービス内容が異なります。安さや専門的な技術力、アフターサービスなど、重視するポイントに合わせて自分に合った依頼先を選ぶことが大切です。
| 業者 | 工賃の目安(タイヤ4本の交換) | メリット | デメリット |
| ガソリンスタンド | 比較的安い (4,000~8,000円程度) | 店舗数が多く、給油や点検と併せて利用しやすい | 設備や技術力は店舗によって差がある |
| カー用品店 | 比較的安い (4,000~8,000円程度) | タイヤ以外の商品も取り扱っており、キャンペーンを利用できる | 繁忙期は予約が取りにくい |
| タイヤ専門店 | 標準 (6,000~1万円程度) | タイヤの種類が豊富で、車種に合った提案を受けられる | 店舗によっては、タイヤ以外の整備に対応していない |
| ディーラー | やや高め (8,000~1万6,000円程度) | 純正タイヤを使用し、車種に合わせた整備を受けられる | 他の業者より費用が高くなる傾向がある |
各業者の特徴を把握し、希望に合う店舗を選びましょう。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドでタイヤ交換するメリットは、どこにでも店舗があり、タイヤ交換だけでなく給油や洗車もできるので、1番依頼しやすい業者です。
タイヤ交換にかかる値段も、他の業者と比べて安く設定されているので近くで安く済ませたいという方にはオススメです。
しかし、ガソリンスタンドにはタイヤのラインナップが少ないので、安いタイヤで良いという方には不向きです。
カー用品店
カー用品店はさまざまありますが、ここでは全国に多くの店舗があるオートバックスとイエローハットの、それぞれの特徴を紹介します。
オートバックス
オートバックスのタイヤ交換には、お得なプランがあるので紹介します。
「タイヤ取り付け工賃コミコミセット」の内容は、着脱・組み換え、バランス調整、ゴムバルブ交換、廃タイヤ処分も入っており、お得に交換できます。
「タイヤ・ホイール取付工賃コミコミセット」は、脱着、組み換え、バランス調整が組み合わされた内容です。
「ホイール取付工賃セット」はタイヤ・ホイール取付工賃と同じ内容になっており、どのプランもお得にタイヤ交換できます。
イエローハット
イエローハットでは、無料タイヤアフターサービスがあり、タイヤ4本セットまたはタイヤ・ホイール4本セットを購入(※タイヤ4本またはタイヤ・ホイール4本の購入金額が税込2万円以上が対象)した方に2つの特典が付きます。
- ホイールナット増し締め点検(1回)
- タイヤローテーション(1回)
このように、タイヤ交換だけでなく、アフターサービスが充実しているのでお得にタイヤ交換できますよ。
タイヤ専門店
タイヤ専門店は、タイヤの種類が豊富でスタッフのタイヤ知識もあるので、自分の希望に合ったタイヤを提案してくれます。
しかし、他の業者と比べて工賃が高い傾向にあります。
ディーラー
自分の車を購入したディーラーでタイヤ交換を依頼する方法もあります。
ディーラーは自社の車に詳しいので、車を購入したディーラーに聞くことでより良いタイヤを提案してくれます。
しかし、ディーラーによって自社メーカーのブランドしか取り扱っていないところもあるので事前に確認が必要なことや、タイヤ専門店同様に、他の業者に比べて工賃が高い傾向にあります。
このように業者によってそれぞれの良さはありますが、なかでもカー用品店のオートバックスは、お得なプランがあったり、イエローハットは交換した後のお得なサービスがあるのでタイヤ交換を安くしたい方にはカー用品店でタイヤ交換をしてもらうのがオススメですよ。
タイヤ交換を安く済ませる方法

タイヤ交換費用は、タイヤ本体の購入方法やキャンペーンの活用などを工夫することで抑えられます。交換費用を抑える際はタイヤ本体の価格だけを重視するのではなく、工賃やサービス内容を含めた総額を比較することが大切です。ここでは、タイヤ交換費用を安く済ませる方法を紹介します。
ネット通販でタイヤを購入して持ち込む
タイヤ交換費用を抑えたい場合は、ネット通販でタイヤを購入し、持ち込み交換に対応している店舗へ依頼すると費用を抑えやすくなります。ネット通販では実店舗より価格が安い商品を見つけやすく、セールやポイント還元を活用できるケースもあります。
| 業者 | タイヤ持ち込みの工賃(タイヤ4本の交換) |
| ガソリンスタンド | 比較的安い(6,000~1万5,000円程度) |
| カー用品店 | 比較的安い(6,000~1万5,000円程度) |
| タイヤ専門店 | 標準(8,000~2万円程度) |
| ディーラー | やや高め(1万~3万円程度) |
ただし、店舗によっては持ち込み工賃が高く設定されている場合や、持ち込み交換自体に対応していない場合もあります。タイヤを購入する前に持ち込みできる店舗が家の近くにあるか、持ち込む際の工賃などを確認しておくことが重要です。
複数の店舗で工賃を比較する
タイヤの交換費用を安くしたい場合は、複数の店舗で工賃を比較しましょう。同じタイヤサイズでも、ガソリンスタンドやカー用品店、タイヤ専門店、ディーラーでは工賃が異なります。
また、バランス調整やバルブ交換、廃タイヤ処分費が基本料金に含まれているかどうかは、店舗によってさまざまです。工賃だけで判断せず、追加料金を含めた総額で比較すると納得できる店舗を選びやすくなります。
キャンペーンや割引を利用する
タイヤ交換時期を工夫すると、費用を抑えられることがあります。カー用品店やタイヤ専門店では、セールや会員向け割引、期間限定キャンペーンを実施しているからです。
また、履き替えシーズンを避けると、お得な価格で交換できるケースもあります。急いで交換する必要がない場合は、キャンペーン情報を確認してから依頼すると節約につながるでしょう。
不要なオプションサービスを減らす
見積もりを確認する際は、本当に必要なサービスだけを選ぶことも大切です。店舗によっては窒素ガス充填やタイヤ保管サービス、コーティングなどのオプションが提案されることがあります。
目的によって役立つサービスもありますが、すべての方に必要とは限りません。内容を理解したうえで必要なサービスだけを選ぶことで、タイヤ交換費用を無理なく抑えられます。
タイヤ交換費用に関するよくある質問

タイヤ交換費用に対して、「作業時間はどれくらいか」「ホイールも一緒に購入すべきか」「自分で交換できるのか」といった疑問を持つ方が少なくありません。ここでは、タイヤ交換費用に関する質問に分かりやすく回答していきます。
タイヤ交換にかかる時間はどれくらいですか?
タイヤ交換時間は、一般的に30~60分程度です。履き替えのみであれば比較的短時間で終わりますが、組み換えやバランス調整を行う場合はさらに時間がかかります。
また、冬用タイヤへの履き替えシーズンは予約が集中し、待ち時間が長くなるケースもあります。スムーズに交換したい場合は、事前予約がおすすめです。
サマータイヤとスタッドレスタイヤの交換時期については、以下のページを併せてご覧ください。


タイヤとホイールをセットで購入したほうが良いですか?
スタッドレスタイヤを毎年使用する方は、タイヤとホイールをセットで購入する方法も選択肢です。ホイール付きであれば交換作業は組み換えではなく、履き替えになるため、交換工賃を抑えやすくなります。
一方で、サマータイヤのみを使用する場合は、必ずしもホイールを追加購入する必要はありません。使用状況や予算に合わせて選ぶことが大切です。
ホイールを交換する際のチェックポイントについては、以下のページを併せてご覧ください。

タイヤは自分で交換できますか?プロに任せたほうが良いですか?
必要な工具や知識があれば自分でタイヤを交換できますが、安全面を考えるとプロへ依頼するほうが安心です。ジャッキの使い方や適切な締め付けトルクを誤ると、走行中の事故につながるおそれがあります。
また、組み換えやバランス調整には専用設備が必要です。ご自身での作業に少しでも不安がある方や初めての方は 、専門店や整備工場などで交換するのがおすすめです。
タイヤの交換費用を抑えるなら予約取付サービスがおすすめ
タイヤの交換費用を抑えるには、ネット通販と予約取付サービスを組み合わせる方法がおすすめです。タイヤ本体の価格や工賃を比較しやすく、希望する店舗でスムーズに交換できます。費用だけでなくサービス内容や利便性も比較し、自分に合った方法を選びましょう。
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