ハイエースにおすすめのタイヤ5選!用途別・サイズ別の選び方を徹底解説

画像引用元:トヨタ「トヨタ ハイエース バン」(https://toyota.jp/hiacevan/)
ハイエースのタイヤ選びでは、「街乗りか商用利用か」といった用途に合う製品を選ぶことが重要です。本記事では、用途別にハイエースにおすすめのタイヤを5つご紹介します。選び方のポイントや失敗例などもまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
【年式・グレード別】ハイエースの純正タイヤサイズ一覧表
ハイエースのタイヤを選ぶときは、まず純正タイヤサイズを把握することが大切です。保有する車両に適さないタイヤサイズを装着すると、走行性能や車検に悪影響が出るおそれがあります。
ハイエースの純正タイヤサイズは、以下の通りです。
| ハイエースの年式・型式 | 純正タイヤサイズ |
| 200系(ジャストロー仕様のDX) (2004年~発売中の5代目) | 15インチ (185/75R15) |
| 200系(スーパーGLとジャストロー仕様以外のDX) (2004年~発売中の5代目) | 15インチ (195/80R15) |
純正タイヤサイズは、サイドウォール(タイヤの側面)に刻印されています。タイヤサイズの見方については、以下のページに詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

ハイエースのタイヤ選びで重視したい3つのポイント

ハイエースのタイヤ選びでは、「保安基準への適合」「トレッドパターン」「機能性のバランス」の3点がポイントです。新しいタイヤを装着してから後悔しないためにも、事前にポイントを押さえておきましょう。
保安基準への適合(タイヤサイズ・ロードインデックス・LT規格など)
ハイエースには、保安基準を満たしたタイヤを選ぶ必要があります。とくに確認したいのが、純正タイヤのサイズとロードインデックス、LT規格です。
| タイヤの保安基準 | 詳細 |
| タイヤサイズ | 車体に干渉せず、フェンダーからはみ出さない |
| ロードインデックス | 純正タイヤと同等以上の耐荷重性能を持つ |
LT(Light Track)とは、小型貨物自動車向けに耐荷重性と強度が高く設計されたタイヤの規格です。法令上はLT規格以外の乗用車用タイヤでもハイエースに装着できますが、LT規格のタイヤであれば、必要なロードインデックスを満たしやすくなります。
ロードインデックスについては、以下のページに詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

トレッドパターン(リブ・ラグ・リブラグ・ブロック)
タイヤのトレッドパターンによって、ハイエースの走行性能が変化します。主なトレッドパターンと特徴は、以下の通りです。
| トレッドのパターン | 特徴 |
| リブ | 舗装道路や高速道路に適している 走行中の騒音が小さい 摩耗が均一で、偏摩耗しにくい |
| ラグ | 未舗装道路や泥道、雪道などに適している ブロックが大きいため、外部からの衝撃に強い 転がり抵抗が大きく、リブ型よりも燃費性が低い |
| リブラグ | 舗装道路と未舗装道路の両方に対応できる リブ型とラグ型を組み合わせているため、燃費性や耐久性も高い 特定の走行環境専用のタイヤよりは、性能が劣る |
| ブロック | 雪道や凍結路面に適している スタッドレスタイヤやオフロードタイヤは、ブロック型に分類される 転がり抵抗が大きく、燃費性能が低い |
日常の走行環境や求める性能に応じて、適したトレッドパターンのタイヤを選びましょう。トレッドパターンについては、以下のページに詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

機能性のバランス(燃費性・耐摩耗性・安定性など)
ハイエースは積載量が多いため、タイヤの転がり抵抗と負担が大きくなりやすい車種です。そのため、燃費性・耐摩耗性・安定性のバランスも重視しましょう。
燃費性・耐摩耗性・安定性の高いタイヤの種類は、以下の通りです。
| タイヤの種類 | 機能性の特徴 |
| 低燃費タイヤ | 転がり抵抗を抑え、燃費を良くする |
| 商用バン・小型トラック用タイヤ | 耐摩耗性・耐荷重性が高く、長持ちする |
| ハイウェイテレーンタイヤ | 高速道路の長距離運転や街乗りで、安定性・耐摩耗性が高い |
トレッドパターンと同様に、用途に合わせてタイヤの種類を選ぶことも重要です。
【用途別】ハイエースにおすすめのタイヤ5選
ハイエースにおすすめのタイヤは、「燃費と静粛性のどちらを重視するか」「高速道路で長距離走行するか」などの用途によって異なります。ここでは、用途別にハイエースにおすすめのタイヤを5つご紹介します。
【安定性・デザイン性の両立】ダンロップ W01

ダンロップの「W01」は、商用バン専用のホワイトレタータイヤです。白色の刻印で、足元をスタイリッシュに演出します。
商用バンの車体と積載量の重さに対応できるように、タイヤの構造が設計されています。操縦安定性の高さでふらつきを抑え、ウェット路面でも安定した走りをサポートする点が特徴です。
安定性とデザイン性を両立させたい方におすすめのタイヤです。
【燃費重視】ブリヂストン ECOPIA R710

ブリヂストンの「ECOPIA R710」は、商用バン・小型トラック専用の低燃費タイヤです。耐摩耗性の高さと偏摩耗を抑える構造で、タイヤの寿命が長持ちします。
ウェット性能を保ちながらも転がり抵抗が小さく、燃費が良い点が特徴です。商用バンのハイエースに必要な性能を持っている点が強みです。
燃費性を重視したい方におすすめのタイヤです。
【コスパ重視】ミシュラン AGILIS3

ミシュランの「AGILIS3」は、バン・ライトトラック用のサマータイヤです。商用バンに必要な耐荷重性や燃費性、静粛性を備えています。
ウェット性能も高く、雨天時でも安定した走りをサポートします。同じ商用バンに対応するダンロップ「W01」やブリヂストン「ECOPIA R710」と比べて、本体価格が安い点も魅力です。
コストパフォーマンスを重視したい方におすすめのタイヤです。
【静粛性・デザイン性の両立】グッドイヤー EAGLE #1 NASCAR PLUS

グッドイヤーの「EAGLE #1」は、ホワイトレターの低車外音タイヤです。白色の刻印で足元を強調します。
低車外音タイヤの基準を満たし、走行中のロードノイズを抑えます。耐摩耗性や走行安定性にも配慮されており、本体価格の安さも魅力です。
静粛性とデザイン性を両立したい方におすすめのタイヤです。
【高速道路の長距離ドライブ】ヨコハマ GEOLANDAR H/T G056

ヨコハマの「GEOLANDAR H/T G056」は、オンロードの安定性・快適性・耐摩耗性が高いSUV用のハイウェイテレーンタイヤです。車重のあるSUV向けに設計されており、同様に重量のあるハイエースにも装着できます。
SUVや商用バンの高速走行に対応できるように、タイヤの部材やサイドウォールが設計されています。トレッドは、安定性・耐摩耗性だけではなく、ウェット性能も高いリブ型です。
高速道路で長距離ドライブをする方におすすめのタイヤです。
ハイエースのタイヤ選びでよくある失敗例

ハイエースのタイヤ選びでは、耐荷重性や用途などを考慮しないと、悪影響が出てしまうことがあります。ここでは、よくある失敗例と対策方法を詳しく解説します。
耐荷重性が不足して偏摩耗やバーストしてしまう
ハイエースに耐荷重性が不足するタイヤを装着すると、偏摩耗やバーストするおそれがあります。車体や積載量の重さをタイヤで支えきれなくなるからです。
偏摩耗やバーストを防ぐためには、純正タイヤと同等のロードインデックスが確保されているタイヤを選びましょう。耐荷重性の高いLT規格のタイヤでも、ハイエースに必要なロードインデックスを満たしているか確認することが必要です。
なお、偏摩耗の原因には、タイヤの耐荷重性だけではなく、空気圧の過不足やハンドル操作などにもあります。タイヤの偏摩耗については、以下のページに詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

用途に合わないタイヤで燃費や乗り心地が悪化する
自分の用途に合わないタイヤをハイエースに装着すると、燃費や乗り心地が悪化する場合があります。タイヤの種類によって、走行の性能や適した環境などが異なるからです。
たとえば、ゴツゴツしたトレッドのオフロードタイヤには、ワイルドな雰囲気がありますが、オンロードでの燃費と乗り心地が悪くなります。グリップ力や操縦安定性の高いスポーツタイヤでは、乗り心地が硬くなります。
走行シーンを想定したうえで、必要な性能を備えた製品を選びましょう。
乗用車用タイヤを選んでしまう
乗用車向けに設計されたタイヤは商用バンの荷重を想定していません。そのため、ハイエースに装着すると耐荷重性や耐摩耗性が不足して、安全性やコスパが低下するおそれがあります。
コンパクトカーやセダンなどの乗用車向けに設計されたタイヤにも、耐荷重性や耐摩耗性などに配慮された製品はありますが、ハイエースには商用バン向け、または対応可能なRV車向けタイヤを選ぶと安心です。
ハイエースのタイヤ交換費用の目安

ハイエースのタイヤ交換費用の目安は、1本2万~2.5万円程度(本体価格+工賃)です。タイヤサイズが同じでも、各製品の性能によって本体価格が変わります。
タイヤの交換費用には、本体価格と工賃が含まれています。工賃は、タイヤの脱着やホイールの組み換え、バランス調整などにかかる費用です。工賃は店舗によって異なるため、タイヤ交換を依頼する前に交換費用を確認するとよいでしょう。
タイヤ交換では、セール品やタイヤ・ホイールセット、型落ちモデルなどを選ぶと費用を抑えられる場合があります。夏タイヤを安く買うコツについては、以下のページに詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

ハイエースのタイヤに関するよくある質問

ハイエースのタイヤを選ぶときには、インチアップやデザイン、ホイールなどに関する疑問を抱くものです。ここでは、ハイエースのタイヤ選びに関するよくある質問と、その回答をご紹介します。
インチアップしても車検に通りますか?
はい、外径を変えずに、リム径を純正タイヤよりも大きくすれば、基本的には車検に通る可能性が高いです。ただし、純正タイヤと同等以上のロードインデックスが必要で、フェンダーの接触・はみ出しをしないように注意しましょう。
目安として、純正タイヤ(15インチ)から1~3インチアップ(16~18インチのタイヤ)であれば、車検に通ります。19インチ以上のタイヤサイズを装着し、スピードメーターの誤差や車体への干渉が生じたら、車検には通りません。19インチ以上のタイヤを装着する場合は、車体の加工が必要になるケースもあります。
インチアップについては、以下のページに詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

どのようなデザインのタイヤが合いますか?(ホワイトレター・バルーンタイヤなど)
ハイエースに合うタイヤのデザインとして、ホワイトレタータイヤやバルーンタイヤなどが挙げられます。それぞれのタイヤの特徴は、以下の通りです。
| タイヤの種類 | 特徴 |
| ホワイトレタータイヤ | サイドウォールの白色の刻印で、スタイリッシュさを出せる |
| バルーンタイヤ | サイドウォールが厚く丸みがあり、レトロな雰囲気になる |
用途に合う機能性はもちろん、デザイン性も考慮することで自分の好みに合うタイヤを選びやすくなります。
ホイールはどれが合いますか?
無骨な雰囲気のハイエースには、洗練された印象のメッシュタイプやレトロなディッシュタイプ、スタイリッシュなフィンタイプなどのホイールが合います。ボディカラーに合わせて、ブラックやゴールド、シルバーなどのホイールを選びましょう。
ただし、ホイールを選ぶときはデザイン性だけではなく、サイズやインセット、素材なども重要です。ホイールを選ぶ際に注意したい点は、以下の通りです。
- リム径・リム幅(inch):タイヤサイズに合わないと装着できない
- インセット:安全性と走行性能に影響する
- 構造:1ピース・2ピース・3ピースがある
- 素材:スチールとアルミによってメリット・デメリットが異なる。
ホイールを交換する際のチェックポイントについては、以下のページに詳しくまとめてありますので、併せてご覧ください。

用途に合わせてハイエースのタイヤを選ぼう
ハイエースのタイヤには、耐荷重性や走行安定性、燃費性が求められます。長距離ドライブやコスパ重視など、自分の用途に合わせてハイエースに適したタイヤの種類を選びましょう。
タイヤ1番.comでは、車種に適したタイヤやホイールを検索できます。さまざまなメーカーの製品を取り揃えていますので、ぜひご覧ください。



